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UPDATE 1-アジア通貨動向(31日)=軟調、米中貿易戦争を警戒
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アジア新興国通貨は軟調。トランプ米大統領が来週のパブ
リックコメント期間終了後、2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税を発動させ
る意向と報じられ、警戒感が広がった。アルゼンチンペソが急落した
こともリスクセンチメントを悪化させた。
FX業者アクシトレーダーの主任市場ストラテジスト、グレッグ・マッケナ氏は「本
格的な貿易戦争が始まれば、米ドルは上昇するだろう」と指摘。現在の環境下において、
米ドルには米経済の持続的なモメンタムや米連邦準備理事会(FRB)による利上げなど
の支援要因がみられるとの見方を示した。
アルゼンチンペソとトルコリラの急落は、高水準の対外赤字を抱える国を中心
にアジア通貨を押し下げた。
アルゼンチン中央銀行が主要政策金利を引き上げたにもかかわらず、30日のアルゼ
ンチンペソは13.12%安。投資家はマクリ大統領の経済危機への対応能力を疑問視し
ている。
インドルピーは31日に1ドル=71ルピーと過去最安値を更新。インドネ
シアルピアは20年ぶりの安値で停滞している。

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