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UPDATE 1-アジア通貨動向(30日)=大半が下落、貿易摩擦を再び警戒
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アジア新興国通貨は大半が下落。2000億ドル相当の中国製品に対する2
5%の追加関税に関するパブリックコメントの期限が9月5日に迫っているうえ、オーバーナイトのトルコ
リラ安がリスク選好を鈍らせた。
シンガポール銀行の外為ストラテジスト、Sim Moh Siong氏は「(アジア通貨にとって)新たなカタリ
ストはない」と指摘。現時点では、市場はドル高が広がっていくことを引き続き懸念しているようだと述べ
た。
通貨危機に関する懸念がくすぶる中で前日のトルコリラが約3%安となったほか、アルゼンチンペソ<A
RS=>が過去最安値を付けたこともアジア通貨の弱材料となった。
インドルピーは、石油価格の上昇と経常赤字に対する懸念が重しとなり、この日は70.82
5ルピーと過去最安値を更新した。
インドルピーは年初来で約10%安と、アジア通貨の中で最も下落している。
ANZはレポートで、「財政赤字額の拡大が見込まれ、流動性が低下する中で、過度な介入が政府の資
金調達計画に影響を及ぼしている可

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