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アジア通貨動向(29日)=軟調、前日までの上げに対する利益確定
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アジア新興国通貨は対ドルで軟調。前日までの上げに対す
る利益確定の売りが出た。
北米自由貿易協定(NAFTA)をめぐるメキシコと米国の合意がアジア通貨を支え
たが、米中間でも同様の合意に至るかどうかには懐疑的な見方が強い。
米国による2000億ドル相当の中国製品に対する関税をめぐる、9月5日の意見公
募期限が次の市場の焦点。
メイバンクの為替調査担当者は「(詳細にかかわらず)NAFTAでの勝利で米国は
対中国でも立場を強くできる。通商面での米国の決定に至るまではリスクオンに慎重にな
るため、当面ドルは支えられる可能性がある」と述べた。
タイバーツは輸入筋のドル需要で0.5%下落。
インドルピーは対ドルで最安値更新。米国債利回り上昇や月末のドル買いが影響した
。関係筋によると、インド中銀がドル売り介入しているが、介入度合いはそれほど強くな
い。
企業のドル需要で人民元も軟調。OCBC銀行の為替ストラテジストは、「ドル軟調
局面は緩和しはじめる可能性があるが、人民元、リスク地合い、資金の流れがアジア新興
国通

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