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UPDATE 1-アジア通貨動向(20日)=大半が上昇、元とルピー主導 リスク志向回復
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アジア通貨は大半が上昇。米中通商協議が予定されている
ことを受け、アジア市場でリスク志向が回復している。人民元とインドルピー
が上昇を主導している。
みずほ銀行は「中国と米国の通商協議再開はリスク市場にとって明らかにポジティブ
だ」と指摘した。
一方、OCBCは「トルコを巡る問題が近く収束するとは言えないが、欧州とアジア
新興国に波及するという一段の証拠はみられていない」とした。
人民元はドルに対して約0.5%上昇。先週は20カ月ぶり安値を付けていた。中国
人民銀行(中央銀行)による基準値の元高設定などを受け、3営業日連続で上昇となる見
込み。
タイバーツも対ドルで上昇。
タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が20日発表した第2・四半期の国内総生産
(GDP)は、季節調整済みで前期比1.0%増となった。伸び率は、第1・四半期の2
.1%(当初発表の2.0%から上方修正)から鈍化した。
ルピーは約0.55%高と、先週付けた過去最安値から上昇。原油価格の下落がルピ
ーを支援している。

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