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UPDATE 1-アジア通貨動向(16日)=大半が上昇、米中貿易摩擦の緩和に期待
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アジア新興国通貨は、人民元主導で大半が上昇している。
米中間の次官級通商協議の報道を受け、貿易摩擦緩和への期待が広がった。
中国商務省は、米国からの招きでマルパス米財務次官(国際問題担当)と通商協議を
行うと発表した。
報道を受け、トルコ通貨危機や中国の経済統計を受け悪化していた地合いが改善した
。
人民元は対ドルで一時0.8%上昇。この日の基準値は201
7年5月12日以来の元安水準となる6.8946元に設定された。
インドネシアルピアは小幅上昇し1ドル=1万4595ルピア。インドネシア
中銀は15日、ルピア防衛で5月中旬以降4度目となる利上げに踏み切った。
シンガポールドルは0.44%高、タイバーツは0.24%高。
韓国ウォンとインドルピーは逆行安。
ルピーは一時0.6%安で過去最安値を更新した。貿易赤字拡大を巡る懸念で地合い
が圧迫された。
14日に発表された7月のインド貿易赤字は180億2000万ドルで、5年超ぶり
の高水準だった。石油輸入の急増が背景。

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