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NY市場サマリー(6日)
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<為替> 英国が条件で合意できないまま欧州連合(EU)から離脱する可能性があ
るとの懸念から英ポンドが売られ、対ドルで11週間ぶりの安値を付けた。一方、米ドル
は通商を巡る懸念の高まりを背景に上昇した。
英国のフォックス国際貿易相がハードブレグジット(強硬離脱)の可能性が高まって
いると発言したことなどを受け、英ポンドは一時1.2917ドルまで下落。その
後は1.2940ドルに戻したが、なお0.50%安となっている。
ユーロ/ドルは一時1.1527ドルと、5週間ぶり安値を更新。その後
は0.13%安の1.1552ドルまで戻した。イタリアがEU規律を超えて財政支出を
増大させるのではないかとの懸念に加え、ドイツの6月の鉱工業受注指数が前月比マイナ
ス4.0%となり、2017年1月以来の大幅な低下となったことがユーロの重しとなっ
ている。
一方、ドルは通商戦争を巡る応酬が押し上げ要因となり、主要6通貨に対するドル指
数は0.24%上昇の95.367と、7月19日に付けた約1年ぶり高水準の9
5.652に迫った。

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