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UPDATE 1-アジア通貨動向(3日)=大半が下落、米中貿易摩擦が重し 米雇用統計待ち
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米中貿易摩擦の深刻化への警戒感を背景に、アジア新興国通
貨は3日、大半が米ドルに対して下落している。中でも人民元は1年超ぶりの安値水準に
落ち込み、他のアジア通貨の下げをけん引した。市場関係者は、きょう発表される7月の
米雇用統計を注視している。
トランプ米政権は1日、2000億ドル相当の中国製品に課す関税について、税率を
当初発表の10%から25%に引き上げることを提案していると明らかにした。これに対
して、中国商務省は2日、貿易戦争を拡大させようとする米国の脅しに準備は万全だとし
、国の威厳と人民の利益を守るため反撃せざるを得なくなるだろうと表明した。
みずほ銀行のビシュヌ・バラサン氏は「通商を巡る緊張感が高まる中、オフショアと
オンショアの人民元安はアジア新興国通貨の売り加速を招く可能性がある」と指摘した。
インドルピーは小幅に下落した。年初からはおよそ7%下落している。イン
ド準備銀行(中央銀行)は、1日の金融政策委員会で、2会合連続の利上げを決定した。
そのほかでは、マレーシアリンギは0

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