スポンサーリンク |
伊GDP速報値、第2四半期は前期比0.2%増に鈍化 貿易が重し
- 記事詳細
-
[ローマ 31日 ロイター] - イタリア国家統計局(ISTAT)が発表した第
2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増と、前四半期の0.3%増
から鈍化し、2016年第3・四半期以来の低水準となった。内需が押し上げ要因になっ
たものの、貿易が重しとなった。
前年比では1.1%増と、前四半期の1.4%増から鈍化。16年第4・四半期以来
の低水準となった。
ロイターがアナリスト29人を対象に実施した調査では前期比0.2%増、前年比1
.2%増と予想されていた。
統計局は第2・四半期は在庫積み増しを含む内需が押し上げ要因となったが、輸入の
伸びが輸出の伸びを上回り、貿易は押し下げ要因となったと説明。速報段階では各部門の
内訳は公表しないが、サービス部門などが拡大した一方、農業部門は縮小したとしている
。
欧州委員会はイタリアの経済成長率について18年は1.3%、19年は1.1%に
なると予想。ユーロ加盟国の中で最低水準となる。イタリア中央銀行の予想は18年は1
.3%、19年は1.0%となっている。
イタリア国家統計局

スポンサーリンク |