スポンサーリンク |
カジノ含むIR法案が成立、野党は内閣不信任で抵抗
- 記事詳細
-
[東京 20日 ロイター] - 安倍晋三政権が今国会の最重要法案の1つと位置づけるカジノを含む統合型リゾート(IR)施設の整備法案は20日、参院本会議で与党などの賛成多数によって可決され、成立した。多くの先進国で社交の場として認められているカジノを合法化し、政府は外国人観光客の拡大や地方活性化につなげたい考えだ。一方、当初から反対してきた野党は、西日本豪雨の災害対策を優先すべきとし、内閣不信任案の提出などで激しく抵抗してきた。
IR法案は政府・与党が進める観光立国の実現を目指し、カジノを刑法の賭博罪の適用対象から除外。菅義偉官房長官はIR法案が「観光立国に欠かせない」と推進してきた。合わせてギャンブル依存症などへの懸念を緩和するため、入場回数を週3回、28日間で10回に制限するなどの内容も盛り込み、依存症問題の深刻化を重視する公明党などに配慮する内容となっている。

スポンサーリンク |