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景気一致指数が4カ月ぶり悪化、自動車生産減響く=内閣府
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[東京 6日 ロイター] - 内閣府が6日公表した5月の景気動向指数(速報値、2010年=100)は、
一致指数が前月比1.4ポイント下落の116.1となり前月比で4カ月ぶりに悪化した。自動車関連の生産・出荷・販売が低下したのが響いた。
景気の現状については、「改善を示している」との判断を20カ月連続で据え置いた。
一致指数は、構成する7指標のうち6指標が前月比で悪化した。自動車や携帯電話(含むスマホ)・薄型テレビなど耐久消費財の出荷や、ボイラー、半導体製造装置といった投資財出荷指数、自動車販売を含む商業販売額が減少し指数を下押しした。自動車や同関連鋼材といった鉱工業生産財出荷指数も低下した。
先行指数は前月比で0.7ポイント上昇の106.9となり2カ月連続で上昇した。構成する9指標のうち、中小企業売り上げ見通しや、消費者態度指数、東証株価指数など6指標が改善した。
(竹本能文

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