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〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は続落、米通商政策への警戒感が根強い
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[東京 29日 ロイター] -
<11:36> 前場の日経平均は続落、米通商政策への警戒感が根強い
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比76円18銭安の2万2194円
21銭となり、続落した。ハイテク・金融株が上昇した前日の米株高や、ドル/円が11
0円半ばと円安基調で推移していることが支えとなり、朝方は高く始ったものの、米国の
保護主義的な通商政策への警戒感は根強く、ポジション調整売りに押されて下げに転じた
。下げ幅は一時100円を超えたが、テクニカル的な節目となる75日移動平均線付近で
は押し目買いも入り、前引けにかけてやや下げ幅が縮小した。
TOPIXは前日比0.36%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は
9437億円と低調だった。業種別では石油・石炭製品、鉱業、水産・農林などが下落率
上位にランクイン。医薬品、証券、食料品は値上がりした。市場では「個人の逆張り投資
は入っているものの、貿易摩擦の激化による報復関税の応酬で主要な投資家が動けず、上
値は重くならざるを得ない」(ちばぎん証券顧問の安藤富士男氏

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