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再送-UPDATE 1-アジア通貨動向(18日)=バーツ下落、財務相発言など受け
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(見出しの誤字を修正しました)
[18日 ロイター] - アジア新興国通貨は下落。週末に貿易摩擦が激化したこと
を受け、輸出の影響を受ける国の通貨がより大きく下げている。
トランプ米大統領は15日、中国からの総額500億ドルに上る知的財産権およびハ
イテクに関連する製品に対し25%の輸入関税をかけると明らかにした。これに対し中国
も同規模の対抗措置を導入すると発表した。
ドル指数は、15日に付けた95.131に近い水準。ドルは先週、米連邦準
備理事会(FRB)が金利についてタカ派的な姿勢を見せる一方、欧州中央銀行(ECB
)はハト派的な姿勢を見せたことを背景に、1%超上昇した。
DBS銀行の外為ストラテジスト、フィリップ・ウィー氏は、アジア通貨が下落圧力
にさらされているとし、金融政策の乖離がドルを支援しているほか、FRBが今年の合計
の米利上げ回数が3回でなく4回になるとの予測を示した、と指摘した。
韓国ウォンは0.76%下落し、アジア通貨の中で下げが目立っている。
韓国経済は輸出に大きく依存しており、一部投資家は既に成長鈍化を懸念している。

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