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【東京市場】株高も円安にはつながらず
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米財務省による不良債権の買取機構設立構想などの一連の金融危機対策を好感し
アジア株式市場が大きく買い進められる展開になったものの、
先週末の時点で大きく円安が進んでいたこともあり
ドル円が107円台から106円半ば割れまで下落するなど
リスク懸念後退の際に見られる円売りの動きにはつながらなかった。
代わりに目立ったのが欧州通貨高ドル安の動きで、 ユーロドルが1.44台半ばから1.45台半ばを越えるなどの動きが見られた。
原油先物が先週末の流れを引き継いで 朝方堅調な推移を見せたことなどが ドル安のきっかけとなった。
もっとも、原油先物はマイナス圏に転じるなど その後買いが続かなかったこともあり、 ユーロやポンドも午後に入ると値を戻す展開に。
大きな方向感が出ない中、 海外勢の本格参加を前に、ポジション調整の動きも見られた。

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