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UPDATE 1-アジア通貨動向(18日)=大半が軟調、利上げでもルピア安止まらず
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(市況を追加しました)
[18日 ロイター] - アジア新興国通貨市場は大半が下落し、ルピアの下げが目
立った。インドネシア中央銀行は利上げに踏み切ったが、投資家は新興市場の脆弱さを懸
念しておりルピア安に歯止めがかかっていない。
ドル、米金利、原油価格が上昇していることもアジアなど新興国通貨を圧迫している
。
ルピアは0.7%安。
インドネシア中銀のアグス・マルトワルドジョ総裁はルピア安や資本流出に歯止めを
かける狙いでタカ派的な姿勢を打ち出したが、市場は今回の利上げや一段の引き締めの可
能性を重視していない。
トリメガ証券は顧客向けリポートで「来月新総裁が就任するため、投資家はタカ派的
なトーンを織り込もうとしていない可能性がある」と分析した。
メイバンクの為替ストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は「米金利が上昇し続
ければ地合いが悪化し、アジア株が急落すれば日本を除く各国の通貨は瞬時に危うくなる
」と指摘した。
ルピーは0.4%安。年初から6%超下落しアジア通貨の中でも下げが目立
っている。

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