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NY市場サマリー(9日)
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[9日 ロイター] -
<為替> ニューヨーク外為市場では、ドル指数が年初来高値を付けた後、若干の利
益確定の売りが出たことでやや低下した。ただ米経済成長が堅調となっていることに加え
、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続していくとの観測からドルは再び上向くと
の見方が出ている。
スタンダード・チャータード銀行(ニューヨーク)の外為・グローバルマクロストラ
テジスト、イリヤ・ゴフシュテイン氏は、「ドルロング取引に若干の息切れはみられるも
のの、まだ終了したわけではない」としている。
この日にドルが軟調となったことの背景には、朝方は下落していたユーロが上向いた
こともあったほか、アジア時間帯では米国のイラン核合意離脱を巡る懸念もドル支援要因
となっていた。ただアナリストは、今後の展開が明白になるまで外為市場ではイラン核合
意を巡る動向は動意となっていないと指摘。BKアセットマネジメント(ニューヨーク)
の外為戦略部門責任者、ボリス・ショレスバーグ氏は、トランプ大統領の離脱表明につい
て「市場では過去の出来事とみなされているようだ」としている

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