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〔金利マーケットアイ〕国債先物が続落で寄り付く、米金融安定化策に懐疑的な見方も
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- 国債先物中心限月12月限は前営業日比37銭安の136円65銭と続落して寄り付いた、一時136円61銭と前週末安値に並ぶ場面もあったが、136円90銭付近まで切り返した。米金融安定化策が矢継ぎ早に打ち出されたことで質への逃避で構築された株売り/債券買いのポジションを巻き戻す動きが入った。もっとも「公的資金による不良債権の買い取りにしても、入札方式などがうまく機能するのか不透明感がある。安定化策の実効性に懐疑的な見方が出ており、債券は売り一辺倒でもない。需給的に押し目買いも入りやすい」(みずほインベスターズ証券・シニアマーケットエコノミストの落合昂二氏)という。日銀が午前8時50分に発表した8月金融政策決定会合の議事要旨は「過去の話」(国内証券)として特段材料視されていない。

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