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乱高下の展開、米金融安定策の期待と景気悪化懸念の強弱材料が対立=今週の円債市場
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- [東京 22日 ロイター] 今週の円債市場は、国債先物主導で乱高下の展開が予想されている。米金融安定化対策が相次いで打ち出されたことで、混乱していた国際金融市場が落ち着く兆しも見え始めた。一方で米国の金融不安が完全に払しょくされるにはかなりの時間が必要との見方も少なくない。世界的な景気悪化の流れは不変で、安全資産の国債への潜在ニーズは強い。下値を売り込む動きは限定的で、国債大量償還の再投資ニーズや月末控えた年限長期化などを背景に投資家の買いが顕在化すれば、相場は急落後の戻りを試す場面もありそうだ。

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