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金融バブル崩壊後、日本を救うのは農林業である(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
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- 米リーマン・ブラザーズ破綻が報じられて以来、世界中の新聞一面がこの問題の深刻さを報じ、次はどこが破綻かと勘ぐる動きまで見せている。駄馬レースを見るごとく危機を言いつのる前に、ここで、サブプライムローン(米国の信用力の低い個人向け住宅融資)問題の構造を認識したい。そうすることで、これから世界と日本に及ぼす影響を推し量ることができるからだ。本欄では金融危機の構造と、それを結果的にあおった外部要因を見ていき、少し先の世界経済を概観していきたい。 リーマン破綻は、サブプライムローンを証券化して運用商品として売りさばく、という投資銀行や証券会社特有の“Deal”のツケが、最終的に彼らに回ってきた結果と考えるのが妥当だ。

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