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【NY市場】金融安定化策で円安
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週末のNY為替市場は円売りが優勢だった。
序盤はクロス円主導で円安が進んだ。
米財務省がMMFの保有資産保証を発表し、リスク選好の動きが強まった。
中盤に差し掛かると材料出尽くし感で円安が一服。
ドル円、クロス円は高値を離れ、調整へと転じたが、終盤には買い戻され、今週の高値圏で取引を終えた。
週末で模様眺めも強かったが、米政府による一連の金融安定化策をポジティブに受け止める向きが多かった。
◆クロス円は高値引け クロス円は今週の高値圏で取引を終えた。
材料出尽くし感や株価の伸び悩みで 一時調整する場面もあったが、取引終盤に買われ、 高値引けとなった。
ユーロ円は155円台前半、ポンド円は196円台後半、 豪ドル円は89円台半ば、NZドル円は73円台後半に乗せた。
週明けの東京市場を警戒して商いは細りがちだったが、 金融不安が緩和したため、下値では買いが散見された。
◆ドル円除きドル安 ドル相場はドル円を除いてドル安が進んだ。
ユーロドルは1.42台半ばから1.44台後半、ポンドドルは 1.80台前半から1.83台後半、豪ドル/ドルは0.81台半ばから 0.83台半ばまで上昇した。
米政府の一連の金融安定化策で 金融不安が後退、リスク選好の動きが強まったことで 金利選好の取引が復活したようだ。
ドル円は107円台後半から一時107円割れへと下落したが、 クロス円の買いに支えられ、104円台半ばへと値を戻した。

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