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〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は反落、シリア情勢の緊迫化を意識
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[東京 11日 ロイター] -
<11:37> 前場の日経平均は反落、シリア情勢の緊迫化を意識
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比43円89銭安の2万1750円
43銭となり、反落した。10日の米国株が米中貿易摩擦の懸念緩和で大幅上昇した流れ
を引き継ぎ、朝方は買いが先行したものの、日本株は前日に先取りした材料であり、上昇
の勢いは鈍かった。シリア情勢の緊迫化が意識されると先物主導で下げに転じた。為替が
1ドル107円台と円安気味に推移したことで下値は限定的だった。
TOPIXは前日比0.17%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は
1兆3045億円だった。セクター別では石油・石炭、鉱業、海運、非鉄金属などが高い
。半面、サービス、小売、食料品などの内需系セクターは軟調だった。市場では「日経平
均が2万2000円に接近すると利益確定売りが増える。トランプ米大統領の言動に左右
される相場であり、レンジを上抜くような動きにはなりにくい」(岡三オンライン証券チ
ーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

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