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NY市場サマリー(10日)
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[11日 ロイター] -
<為替> ドルが対円で上昇し、4営業日ぶり高値を更新。中国の習近平国家主席が
年内に一部製品の輸入関税を引き下げる方針を表明したことを受け、米中貿易摩擦を巡る
懸念が後退し、安全資産とされる円の投資妙味が薄まった。
習主席はボアオ・アジアフォーラムで演説し、自動車を含む一部製品の輸入関税を年
内に引き下げる方針を示したほか、中国経済の開放をさらに進めると表明した。
コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場ストラテジスト、オマー・
エシナー氏は「習首席の演説は差し迫っていた貿易戦争を巡る懸念緩和に寄与し、この日
の動きを主導した」と語った。
終盤の取引で、ドル/円は0.38%高の107.16円。
一方、リスク選好度の高まりを背景に、高利回り通貨とされる豪ドル、ニュー
ジーランドドル、カナダドルは対ドルで上昇した。
主要6通貨に対するドル指数は0.23%低下の89.634で、2週間ぶり
低水準近辺にとどまった。
朝方発表された3月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け

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