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【東京市場】米政府の金融危機打開策に期待感
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19日の東京市場では米政府による金融危機
打開の動きを受けてドル買い・円売りの動
きとなった。
株高も進みリスク回避も後退 した。
NY市場から米政府が不良債権を買い取る機 関の設立に動くとの報道があり、東京市場 に入ってから米財務省が不良債権処理に向 けた包括的なアプローチを模索していると の声明を発表した。
◆ドル円、打開策への期待感膨らむ ドル円は105.40レベルから107.10レベルま で円売り・ドル買いが進んだ。
金融危機打 開策に対する期待感のほか、仲値ドル需要 が旺盛だったとの指摘がある中、一本調子 で上昇した。
ファンド勢のショートカバー が入ったとの観測もあった。
◆クロス円も堅調ながら、ドル高の動きが圧迫 クロス円も堅調に推移。
円売りよりもドル買いの動きが強く、 クロス円の上値が抑制される場面もあったが、 株高が続く中、次第に円売りが広がった。
ユーロ円は150.80レベルから152.10レベルまで、 ポンド円は191.26レベルから193.13レベルまで上昇した。
◆米系のレパトリ観測もドルをサポート ユーロドルやポンドドルは軟調。
米国で金融危機打開に向けた動きがあることでドルが買われた。
米系のレパトリ絡みのドル買い・ユーロ売り観測もあった。
ユーロドルは1.4340レベルから1.4155レベルまで、 ポンドドルは1.8175レベルから1.8割れの水準まで下落した。
◆豪ドル/ドル堅調、豪ドル円の上昇がサポート 対主要通貨でドル高の動きがあったものの、 豪ドル/ドルはしっかりと推移。
豪ドル円のショートカバーや豪ドル/NZドルの上昇にサポートされた。
0.8010レベルから0.8095レベルまで上昇した後は米系の売りから 上値が抑えられる場面はあったが、売りがおさまると、 0.8135レベルまで高値を伸ばした。

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