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大規模な経済変調は中国をどう揺るがすか?(谷口徹也の「北緯22度通信」)
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- 「これって、もうダメじゃないの?」 頭を殴られたような衝撃を受け、直感的にそう思ったのはちょうど3年前、2005年9月のことだった。 日経ビジネスの2005年10月17日号特集「津波経済世界一蓮托生バブルが弾ける時」。日米中3極の記者が共同執筆し、「景気は踊り場を脱却した」という政府の見解に疑問を投げかける経済リポートに、香港駐在記者として参加していた。衝撃を受けたのは地球の裏側、ニューヨーク支局から届いた原稿のゲラを読んだ時だ。 予見可能なことに対処できないのがバブルの怖さ 米国の住宅ブームを牽引し、消費ブームを演出していた「インタレストオンリー(金利だけ)ローン」や「変動金利型ローンのオプション付き(オプションARM)」などのカラクリを実例を交えて克明に解説していた。

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