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【NY市場】欧州通貨が値動き主導
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17日のNY為替市場は欧州通貨が値動きを主導した。
ポンドドルの急伸を機に欧州通貨高・ドル安が加速、この流れを受けて円相場でも欧州通貨が買われた。
市場では米系銀行による大規模なポンド買いが入ったとの見方が出ていた。
ドル円は欧州通貨でのドル安とクロス円の上昇に挟まれ、値動きはやや限られた。
◆円相場、振幅激しい 円相場は振幅の激しい相場展開だった。
序盤は金融不安で米株安が進み、円高圧力が 広がった。
ドル円は104円台前半、ポンド円は 187円近辺、ユーロ円は147円近辺へと値を 下げた。
その後は米国株の下げ渋り、欧州通貨の 対ドルでの急伸を背景に円高傾向が一服。
ドル円は105円台前半、ポンド円は192円台、ユーロ円は 151円台へと反発した。
ただ、引け際に米株安が進むと ドル円、クロス円は調整した。
市場の関心は依然として 米金融不安に注がれているようだ。
◆欧州通貨、対ドルで急伸 きょうは欧州通貨が対ドルで急伸した。
ユーロドル、ポンドドルは前半、クロス円の下落を受け、 水準を切り下げる場面もあったが、後半に切り返した。
ポンドドルは1.7800付近から1.82台前半へ、ユーロドルは 1.4100付近から1.43台後半へと上昇した。
市場ではポンド ドルで米系銀行による大規模なポンド買いが入ったとの 見方が出ていた。
原油相場の急反発もドルを圧迫した。

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