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【東京市場】AIG格下げでリスク回避継続
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16日の東京市場は円高が進展。
米金融危機をきっかけに円高が進み、東京 市場も昨日からの流れを引き継いだ。
流動 性不足に陥っている米AIGをS&Pが格下げし たことで米株価先物が下落したことも、 円買いの動きに拍車をかけた。
◆ドル円、リスク回避の円買いで軟調 ドル円は104.71レベルから104.02レベルまで 円高・ドル安推移。
日経平均が600円安とな り、リスク回避の動きが強まったため軟調な 値動きだった。
ただ、104.00レベルでは準政府系のドル買い ・円売りが入ったとの見方もあった。
◆クロス円も軒並み軟調、下値警戒感強い ユーロ円は149.28レベルから148.00レベルまで、 ポンド円は188.48レベルから186.34レベルまで下落。
米金融危機を背景にリスク回避の動きが主体だった。
本邦勢の売りがきつい中、豪ドル円は84.43レベルから 82.10レベルまで軟調に推移。
◆豪ドル/ドルは約1年ぶりの安値圏へ 豪ドル/ドルは0.8073レベルから0.7872レベルまで100 ポイント超下落し、約1年ぶりの安値をつけた。
豪中銀議事録は材料にならなかったものの、 豪ドル円の下げがきつく、下値を広げた。
◆米金融危機が飛び火、ドル売りは限定 ユーロドルは1.4290レベルから1.4235レベルまで、 ポンドドルは1.8007レベルから1.7940レベルまで下落。
ユーロ円やポンド円がリスク回避の動きから軟調だったため、 米金融危機の最中ながらドル安推移は限られた。

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