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【NY市場】円高一服、リーマン救済観測で
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11日のNY為替市場は思惑主導の相場展開だった。
序盤は金融株主導で米国株が売られ、円高が進んだ。
ただ、その後は米大手金融機関によるリーマン救済観測、金融システム不安に絡んだ利下げ観測で米国株が下げ渋り、円高は一服した。
取引終盤には、WSJが米銀大手バンカメがリーマン買収で交渉中と報じたことで米国株が急伸。
報道を機にドル円、クロス円が急伸する場面があった。
◆クロス円、リーマン救済観測で買い戻し クロス円はリーマン救済観測で買い戻しが進んだ。
ユーロ円は149円台後半、ポンド円は188円近辺、豪ドル円 は86円近辺、NZドル円は70円近辺へと値を上げた。
クロス円とともにドル円も買われ、107円台に乗せた。
序盤の安値から豪ドル円、ポンド円、ユーロ円は約2円、 NZドル円は約1円半、ドル円は約1円反発した。
リーマン救済観測でリスク回避懸念が緩和した。
◆クロス円急伸でドル安に ドル相場は取引終盤、ドル円を除いてドル安が進んだ。
ユーロ円、ポンド円などクロス円の急伸がドル相場に 波及した格好。
ユーロドルは1.39台後半、ポンドドルは 1.75台後半へと買われ、NY序盤の安値から100ポイント 前後買い戻しが進んだ。
東京市場で0.5%の大幅利下げが 発表されたNZドル/ドルも0.65台半ばに上昇、NZドル円 の上昇に支えられる形となっていた。

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