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諦観主義と取られかねない経済産業省の新経済成長戦略
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二階俊博経済産業相は、経済産業省が2006年6月にまとめた「新経済成長戦略」の改定版を発表しました。
新経済成長戦略では、目標として、国内総生産(GDP)に交易利得などを加えた「国民総所得」(GNI)の実質成長率を、2015年度までに年平均2.4%の伸びとすることが示されています。
GNIとは、海外から流入する利子・配当所得と、輸出入価格の変化に伴う所得の変化(交易利得)をGDPに足し合わせたものです。
GDPは国内の企業などが産み出した付加価値の合計であるのに対し、GNIは国全体が受け取る所得を示したものといえます。

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