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人材と環境資源が企業経営の「ものさし」になる(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 企業経営で大事なことの1つは、様々な指標の中で何を「中心指標」とするか、ということだ。 高度成長期から石油ショック、そしてバブル経済を経て、長いデフレ期。この間、日本企業の中心指標は、変化を遂げてきた。 高成長の中で勝ち残ることが最重要だった時期は、売上成長率とシェアが中心指標だった。前年比でどれだけ成長できるか、伸びる市場の中でライバルよりもより多くのパイを取ることができるか。…これが、経営をドライブする最重要の「ものさし」だったのだ。 もちろん、設備投資に必要な資金の多くを借り入れに頼っていたことから、借入金比率も重要だったし、製造業においては在庫に関する指標を懸命にマネージしてきたのも事実だが、会社全体の中心指標は、やはり売上成長率とシェアだった。

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