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【NY市場】円高、次いでドル高
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週明けのNY為替市場では円高が進んだ。
リーマンの損失拡大観測、航空大手UALの経営破綻観測 など米株式市場を巡る不安定な動きが円高に繋がった。
ポンド円は188円台前半、ユーロ円は151円台後半まで下落。
東京市場での円安を打ち消し、先週末終値を割り込んだ。
円買いに次いでドル買いも優勢だった。
ドル円は売られたが、クロス円の下落や原油安を背景に 他の通貨でドル高が進行。
ユーロドルは1.41割れを示現、 2007年10月以来のドル高水準に乗せた。
◆円安吹き飛ぶ、クロス円大幅安 クロス円は大幅安となった。
急伸して始まった米国株が伸び悩んだことが円買いを誘発。
ストップを巻き込み、下げ幅を拡大した。
ポンド円が191円台半ばから188円台半ばへ、ユーロ円が 154円台前半から151円台後半へと値を崩すなどクロス円 で先週末の終値を割り込む動きが相次いだ。
後半には米国株が持ち直したことで買い戻されたが、 戻り待ちの売りも根強く、反発は限られた。
◆ドル円除きドル高進む きょうはドル円を除いてドル高が進んだ。
クロス円の下落、原油相場の上昇一服が対欧州通貨、 対資源国通貨でのドル高に繋がった。
ユーロドルは1.42台前半から07年10月以来の1.41台割れ を示現、1.40台半ばまで売られた。
ポンドドルは1.76台 半ばから1.74台後半まで売られた。
尚、ドル円はクロス円の売りが波及する形で弱含み、 108円台半ばから107円台後半まで下落している。

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