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【ロンドン市場】米雇用統計悪化、利下げ観測台頭
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5日のロンドン市場は東京市場の流れを
引き継ぎ円高推移。
ただ、米雇用統計の 発表を控えていることもあり、値動きは 限定的。
米雇用統計では失業率が大幅に悪化、 非農業部門雇用者数も市場予想を上回る 増加となった。
◆ドル円、リスク回避で円高推移 ドル円は107.00レベルから106.15レベルまで 円高・ドル安推移。
株式市場の軟調さを受け てリスク回避の円買いが入った。
ユーロ円は152.96レベルから150.88レベル まで、ポンド円は188.25レベルから186.90 レベルまで下落した。
◆ユーロドル、アジア中銀のユーロ売りが上値圧迫 ユーロドルは1.4313レベルから1.4195レベルまで ユーロ安・ドル高推移。
1.43台でアジア中銀のユーロ売りが 入ったほか、独銀のユーロ売り・ポンド買いの動きもあり、 昨日の安値を下回った。
ただ、米雇用統計の発表を控えた 段階では、ユーロドルは下げ渋った。
◆ポンドドル、上下ともに値動き限定 ポンドドルは1.7567-1.7645水準で振幅。
ユーロ売り・ポンド買いの動きがサポートとなったものの、 ポンド円の上値が重く、振幅は限定された。
◆カナダ雇用統計は堅調も米雇用統計控えて値動き限定 ドルカナダは1.0628-707レベルで推移した。
カナダ雇用統計のポジティブな内容を受けて、発表後は 20ポイント程度ドル売り・カナダ買いが進んだが、 米雇用統計の発表を控えて一方的な動きにならず。
◆米雇用統計悪化で利下げ観測台頭 米雇用統計では、失業率が大幅悪化した上、NFPは市場予想を 上回る増加となり、ドル安・株安の反応となった。
米金利先物市場では年内の米利下げ観測が広がった。
ドル円は東京早朝の安値を下回り105.53レベルまで下落。
ユーロ円は150.62レベルまで水準を切り下げた。
ただ、ユーロドルがユーロ高・ドル安推移となり、 ユーロ円の下げは一時的だった。
ドル円もクロス円が下値を広げなかったことで、 下げは一時的だった。

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