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【東京市場】連日の円高の動き、ドルは安値圏推移
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4日東京市場は、円高の相場展開となった。
ポンド円は191円台半ばと3年8ヶ月ぶりの 安値水準へと下落した。
豪貿易収支が予想外の大幅赤字となったことで 豪ドル売りとなったことも、クロス円の上値を 押さえた。
ドル円は108円割れとなる場面があった。
日経平均やアジア株全般に軟調な推移をみせた ことが円買い圧力をもたらした。
しかし、前日までの急速な円高の動きと比べ 値動きは小幅にとどまった。
ユーロドルはECB政策金利を控えて、 1.45周辺での神経質な上下動を繰り返した。
ドルは前日海外市場の調整の動きを受けて、 安値水準での揉み合いが中心だった。
◆豪貿易収支赤字に転落、豪ドル売りの反応 7月の豪貿易収支は7.11億豪ドルの赤字だった。
市場予想は小幅の黒字予想だったことから 豪ドル売りが強まった。
豪ドル円は一時89.80レベル、豪ドル/ドルは 0.83近辺へと下値を伸ばした。
原油高などの影響で輸入が前月比4%増だった。
一方、輸出は前月比1%減だった。
◆ユーロポンド、12年来の高値水準に ユーロ買いポンド売りが先行して、ユーロポンドは 0.8185-90と1996年8月以来の高値水準を記録した。
ユーロドルが昨日NY市場の揉み合い圏から上抜ける一方、 ポンドドルは1.7730-50レベルで揉み合い上値が重かった。
ポンドスイスも一時1.9600を割り込み、ポンド売りの ストップ注文が観測された。
ポンドスイスの1.96割れは4月10日以来となる。
本日の海外市場では、英欧中銀の政策金利が発表される。
両地域の景況感の強さの差が注目されている。
◆ポンド円191.50レベルに下落、2001年1月以来 仲値後に円高の動きが広がった。
ポンド円が191.50レベルへと下げ幅を拡大、 2001年1月以来のポンド安円高水準となった。
ユーロ円も早朝の157円台前半から156円台半ばへと 反落し、円買いが優勢に終わった。
ドル円も108円台半ばから上値を切り下げ、 一時108円割れとなる場面もあった。
日経平均が前日比100円超の下落、アジア株も全般に 軟調になり、円高材料となっていた。

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