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米8月ISM製造業PMI、3カ月ぶりに50割れ=インフレ懸念は後退
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【2008年9月3日(水)】 − 前日発表された8月の米ISM(サプライマネジメント協会)製造業PMI(購買部景気指数)は、7月の50.0から49.9に低下、5月以来3カ月ぶりに好不況の判断の分かれ目となる50を下回った。
また、市場予想の50.0も下回り、製造業は依然、低迷状態から抜け出せないでいる。
一方、サブ指数である輸出指数は7月の54.0から57.0に上昇。
これで69カ月連続の上昇となり、依然、輸出が堅調であることを示した。
しかし、大方のエコノミストは、輸出が堅調でも、先行きとなると、主要な輸出相手国である日本や欧州、英国の景気がリセッション(景気失速)に近づいているため、伸びの鈍化は避けられない。
また、生産指数が7月の52.9から52.1に低下しており、生産は引き続き停滞すると見ている。

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