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【ロンドン市場】薄商いの中、クロス円下値を探る
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1日のロンドン市場ではクロス円中心に円高
推移。
ユーロ円やポンド円への売りから、 ドル円も107円台後半へ下落した。
ただ、NY市場が休場となるため、売買が一巡 すると値動きはこう着した。
◆ユーロ円にユーロ債償還がらみの売り ユーロ円は158.90レベルから157.54レベル まで下落し、3月31日以来の安値をつけた。
薄商いの中、ソブリン系や米系ファンドの ユーロ売り・円買いが入ったとの観測があっ た。
今週と来週にかけて700億ユーロのユー ロ債償還が控えていることも引き続き材料視 された。
ポンド円は195.78レベルから194.17レベルま で下落。
東京市場で急落した流れを引き継い だほか、個人投資家のストップロスも巻き込 んで下げ幅を広げた。
先週末のNYクローズから4円超の下落となった。
◆ドル円、クロス円の下落に先導、8月5日以来の円高・ドル安水準 ドル円は108.50レベルから107.62レベルまで円高・ドル安 推移。
クロス円の下落につられ、8月5日以来となる107円台 まで下落した。
その後、福田首相の辞任が伝われると円売りと なる場面もあったが、一時的な動きにとどまった。
◆ポンドドル、上値は重いが下値ではオプションの防戦買い ポンドドルは1.8005-83レベルで上値の重い展開。
ダーリング英財務相による景気に悲観的な見方やポンド円の 軟調さが重しとなった。
ただ、1.8000レベルのオプションバリアー を控えてスイス系や米系の防戦の動きがあったことから、 一段安とはならなかった。
英製造業PMIは前回値を上回ったがポンド買いの反応は限定的だった。
◆ユーロドル、ユーロ円の下げや原油の下落が上値抑える ユーロドルは1.4666レベルから1.4607レベルまでユーロ安・ ドル高推移。
東京市場に引き続きユーロ円が軟調に推移したほか、 先週末比プラス圏で推移していたが原油価格が下落に転じた ことでドル高の反応も出た。

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