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何かが起きる10月、今年は?(神谷秀樹の「日米企業往来」)
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- 米国の資本市場では、秋、特に10月が間近に迫ると緊張感を伴ってくる。1987年10月のブラックマンデーを代表に、10月にはこうした大きな事件が起こり得ることへの警戒心を、皮膚感覚的に持っているからだ 今年の10月はどうか。筆者が注意していることのいくつかを紹介したい。 マケインかオバマで様相は全く変わる 中期的な要因では、当然ながら大統領選挙を挙げることができる。今回の米国大統領選挙では、民主党、共和党のどちらが勝つかで、非常に大きな違いが出るだろう。共和党のマケイン候補が勝った場合、現在の「毎週30億ドル」かかる軍事支出が減ることは当面ないだろう。金持ちの方が貧乏人よりも実効税率が低い「ブッシュ・タックス・カット」も継続されるだろう。

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