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米4-6月期GDP改定値、予想上回る+3.3%=輸出の大幅上方改定で
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−第3四半期以降のGDP伸び率は再び鈍化へ−
【2008年8月29日(金)】 − 前日(28日)、米商務省が発表した第2四半期(4-6月)実質GDP伸び率(季節調整済み、前期比年率換算)の改定値は+3.3%と、7月末に発表された速報値の+1.9%から大幅に上方改定された。
これは昨年第3四半期の+4.8%以来の大幅な伸びだ。
市場の事前予想のコンセンサスでは+2.7%と、3%程度に上方改定されると見られていたが、それを上回っている。
もともと、市場では、12日にGDPの算出に使われるインフレ調整後の6月の貿易統計が発表された際、貿易赤字が5月の435億ドルから10.3%減の391億ドルに縮小、6年半ぶりの低水準となり、第2四半期ベースの赤字幅も前四半期の495億ドルから431億ドルへと大幅に縮小したことから、GDPは1%ポイント以上押し上げられると見られていた。
一部では、+3.5%に上方改定したところもあった。

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