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【東京市場】ドル安の動き、原油高で
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月末29日の東京市場は、ドル円109円割れと
なるなど、ドル安の動きが中心だった。
ユーロドルも1.47台半ばへと上昇。
原油先物の上昇がドル売りを誘った。
また、ポンドが軟調で、ポンド円が再び、 200円を割り込んで昨日の安値を下回った。
朝方発表された全国消費者物価指数が上昇、 鉱工業生産は予想を上回ったが、円相場に 対する影響はあまり見られなかった。
また、米株の上昇を受け、日経平均は 300円の大幅高になったが、円売りの動き は弱かった。
◆ドル円109円近辺に下落、円買い傾向に ドル円は早朝の109.40-50から109.00レベルへと下落、 クロス円とともに円買いの動きが続いた。
ユーロ円は160.60近辺、ポンド円は199.60近辺へと下落、 それぞれ昨日の安値を更新した。
ポンド円の199.60レベルでの取引は4月16日以来となる。
朝方発表された全国消費者物価指数は高い伸びとなった。
与謝野経財相は「海外要因による物価上昇を大変憂慮」と 懸念を表明していた。
一方、鉱工業生産は好調だったことなどで、日経平均は 1万3千円を回復した。
ファンダメンタルズ面からの円買いもあったようだ。
◆原油先物上昇、ドル全般に軟調に 原油先物が115ドル台後半から117ドル近辺へと上昇した。
ドル円以外の主要通貨でもドル売り傾向に波及した。
ユーロドルは1.47近辺から1.4750越え、 ポンドドルも1.82台後半から1.83台前半へと上昇した。
引き続き原油相場とドル相場の連動性がみられた。
◆NZ住宅指標強く、NZドル買いの反応 7月のNZ住宅建設許可が前月比+4.7%と前回6月の -20.1%から大幅に改善し、NZドル買いの反応がみられた。
NZドル/ドルは0.7020レベルから0.7030台へ、 NZドル円は76.80レベルから一時77円台に乗せた。
その後、NZドル/ドルは、ドル売りの流れに乗って 0.7050近辺へと上昇したが、NZドル円は76.70-90での 揉み合いが続いた。
◆英紙、来週にも英住宅ローンに緊急対策発表へ 来週にも英政府が住宅ローンに緊急対策を発表すると 英タイムズ紙が伝えた。
東京市場での反応はあまり見られなかった。
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