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【NY市場】ドル往来相場、ポンド安
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27日のNY為替市場でドルは往来相場となった。
前半は耐久財受注の上昇、原油相場の伸び悩みでドル高が進んだが、後半はポジション調整でドル高が一服した。
個別ではポンド安が目を引いた。
ユーロポンドが節目の0.80台に乗せたことで他通貨にもポンド売りが波及した。
ポンド円が急反落、ポンドドルが大幅安となるなどポンド相場は売り一色に染まった。
◆ドル円 指標好感も伸び悩む ドル円は耐久財受注の上昇を機に急伸。
ポンド円主導でクロス円が調整する中、ロンドン 市場の安値から約1円高となる109.90レベルまで 上昇した。
ただ、後半には109円台半ばに調整する など伸び悩んだ。
前日も109円台後半で上昇を阻まれ ており、同水準では売り圧力が根強い模様。
◆ポンド全面安、ユーロポンド急伸 ポンド相場は一時、全面安となった。
NY前半にユーロポンドが節目の0.8000を突破、ストップ を絡めて急伸したことで他通貨にポンド売りが波及した。
ポンド円は201円割れへと急反落、米耐久財受注発表後の 上昇を吹き飛ばす形となった。
ポンドドルは1.83台割れを 示現、ロンドン市場の高値から一時200ポイント下落した。
◆クロス円 ポンド円主導で一時売られる クロス円はポンド円の値動きに翻弄された。
前半、ポンド円が202円台前半から201円割れへ急落すると 豪ドル円、NZドル円などオセアニア通貨を中心に調整色が 強まった。
ポンド円の急落局面で、豪ドル円は94円台前半 から93円台後半、NZドル円は77円台前半から76円台後半へ 下落した。
ただ、後半はポンド円が下げ渋ったことで調整 が一服。
豪ドル円は94円近辺、NZドル円は76円台後半へ 値を戻し、様子見に転じた。

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