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新たな冷戦構造の出現で懸念される世界の株式市場の行方
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8月26日、ロシアのメドベージェフ大統領は、ロシア南部ソチでテレビ演説し、グルジアからの分離独立を求める南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認する大統領令に署名したと発表しました。
これに対し、グルジアのサアカシュビリ大統領は、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立は非合法的なものであり、欧州で大国が他国の領土を併合するのは、ナチスドイツとスターリン以来のことだ、ロシアを非難しています。
日米欧諸国もグルジアと同じ態度を示しています。
ブッシュ米大統領は、声明を発表し、「緊張を高め、外交交渉を複雑にするだけだ」と非難した上で、ロシアに「無責任な決定」の見直しを求めています。
またライス米国務長官も、国連安保理でグルジアの「領土の一体性」を守り抜き、ロシアを孤立させる考えを示しています。
日本では高村外相が、ロシアの態度に対し声明を発表し、ロシアに主要8カ国のメンバーとして責任ある行動を強く期待する、と表明しています。

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