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米FOMC議事録:景気見通しを下方修正=年内の金利据え置き示唆
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【2008年8月27日(水)】 − 前日、FRB(米連邦準備制度理事会)は8月5日に開かれたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録を公表した。
当時の会合では、FOMCは10対1の賛成多数で、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を2%のまま、前回の6月25日に続いて2回連続の据え置きを決定している。
議事録では、FRBが今年下期以降の景気見通しを下方修正する一方で、インフレについては今後数四半期で、緩和に向かうと見ていることが明らかになった。
これは、8月の政策決定時に発表されたFOMCの声明文で見られたように、景気悪化リスクを引き上げ、景気とインフレの両リスクを同等に重視する中立バイアスに再び戻したことを示している。

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