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【東京市場】ドル軟調、原油高と連動
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27日東京市場はドルが全面安の展開となった。
ドル円は109円割れ、ユーロドルは 1.47台乗せと前日海外のドル安値を更新した。
市場では原油とドルの連動性が注目された。
原油先物は117ドル台乗せと朝方の安値から 1ドル超の大幅高となった。
米系ファンドの商品買い・ドル売りが散発的に 持ち込まれていた。
また、昼に発表されたニュージーランドの 景況感が改善したこともNZドル買いを通じて ドル売りへ波及していた。
また、中国株が軟調、原油高がクロス円の 上値を重くしていた。
◆原油高、ドル安が連動 東京市場が本格的に始まると欧州通貨中心に ドル売りの動きが強まった。
ユーロドルは1.46台前半から1.47台乗せ、 ポンドドルは1.83台後半から1.84台半ばへと上昇。
ドル円は、早朝の109円台後半での揉み合いから 109円台前半へと下落した。
原油先物が116ドル前後での振幅から、一気に 117ドル台乗せとなったことが、ドル安の材料 として注目されていた。
海外の商品系ファンドの動きが散発的に観測された。
午後には、ドル円108.90近辺、ユーロドル1.4740台 へとドルが一段安となる場面もあった。
◆NBNZ企業信頼感が改善、NZドル買いの反応 8月NBNZ企業信頼感が-20.5と発表され、 前回7月の-43.2から大幅に改善した。
NZドル買いの反応が強まり、NZドル/ドルは0.6990レベル から0.7020台へと上昇した。
NZドル円も76.40近辺から76.70レベルへと上昇した。
◆豪建設指標が落ち込む、豪ドル小幅安の反応 第2四半期の豪建設工事が-2.6%と第一四半期の +5.0%から大きく落ち込んだ。
小幅ながら豪ドル売りの反応が見られ、豪ドル/NZドルは 一時1.2245レベルと本日の安値を更新する場面があった。
豪ドル円は93.60近辺での推移が続き反応薄だった。

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