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【NY市場】原油高でドル買い一服、議事録は反応薄
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26日のNY為替市場は原油高を機にドル買いが一服。
ロンドン市場で急落したユーロドルが買い戻されたほか、ユーロドル急落で連れ安となった欧州通貨や資源国通貨が買い戻された。
ハリケーン「グスタフ」がメキシコ湾岸の石油関連施設を直撃するとの思惑が原油高に繋がった。
前半発表された米経済指標は消費者信頼感が予想(53.0)を上回る56.9に改善、新築住宅販売も販売在庫が改善するなど比較的良好だったが、ドル円を除くとドル買いは限定的だった。
後半には原油相場の伸び悩みで欧州通貨、資源国通貨の買い戻しが一服、揉み合いへと転じた。
きょう発表された8月のFOMC議事録は、中立的な声明分をほぼ 踏襲する内容となり、市場は反応薄で通過した。
◆ドル円 経済指標好感も、伸び悩む ドル円は序盤、原油高を嫌気し109.20付近まで売られたが、 米指標発表後に109.90台まで反発、きょうの高値に並んだ。
指標改善を好感して米国株が持ち直し、クロス円が買われ たことがドル円の買い戻しに繋がった。
ただ、発表直後の 買いが一巡すると米国株の伸び悩み、FOMC議事録に対する 警戒感で様子見に転じた。
終盤には109円台半ばへと調整、 やや伸び悩む形で取引を終えている。
◆クロス円 前半買い戻しも、後半失速 クロス円は前半買い戻しが進んだが、後半失速した 米指標を好感した米国株の持ち直しに反応してユーロ円は 160円割れ寸前から161円台前半、ポンド円は201円割れから 202円台前半、豪ドル円は93円台前半から94円台前半へと 軒並み値を上げたが、後半にはクロス円全般で調整が進む など米国株の伸び悩みで買い戻しは限定的となった。
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