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【東京市場】早朝にポンド急落、ドル高・円高に波及
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週明けの東京市場は、序盤にポンドドルが
急落したことが、その他主要通貨にドル高、
円高の動きを波及させた。
日経平均は先週末のNY株式が大幅高になった ことを受けて200円超の上昇、アジア株も ほぼ全面高と好調だったが、クロス円は ポンド円の急落を受けて上値を切り下げた。
原油は安値水準で推移し、オセアニア通貨の 上値を押さえる材料となった。
◆ポンドドル急落 東京市場序盤、ポンドドルが1.8500割れから一気に 1.8450割れへと急落した。
先週末の海外市場での安値を割り込んで、 ストップ注文およびポンド売りシグナルが発動した模様。
1.84台前半での取引は2006年7月以来となった。
この急な動きにポンド円も203.40-50から202.80割れ まで下落した。
◆ポンド急落が、ドル高へと波及 東京市場序盤、ポンドドルの急落がその他通貨 全般でのドル高および円高へと波及していった。
ユーロドルは1.4780レベルから1.4720レベルへ、 ドルスイスは1.0980レベルから1.1020レベルへ、 ドルカナダは1.0470レベルから1.0505レベルへ、 豪ドル/ドルは0.8680レベルから0.8620レベルへ、 NZドル/ドルは0.7090レベルから0.7040レベルへ、 と瞬時にドル買いが進行した。
午後の取引での引き続き上値が重く、 ユーロドルが一時1.47割れとなるなど軟調だった。
◆株価堅調も円高圧力がまさる ポンド円の下落がその他主要通貨の対円での 下落へとつながった。
特に、オセアニア通貨は先週末の原油大幅安で 上値が重く、豪ドル円は早朝に付けた95.50台を 高値として午後には94.90レベルへと下落した。
NZドル円も同様に78円近辺から77.50レベルへと 一方向の下げ相場となった。
ユーロ円はポンド円の売りにつれて162円台半ば から162円割れへと下落した。

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