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中国政府の経済政策に対する明確なメッセージといえる中国株の下落
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8月19日付の日本経済新聞は、中国の電力不足が深刻化していることを報じています。
オリンピックが開催されている北京の電力確保を優先したために、山東省など沿海地域で電力が不足しているそうです。
報道によると、山東省の8月の電力供給量は、需要量の3分の2程度に落ち込んでいます。
電力が不足しているのであれば、需要に見合うだけ電力供給量を拡大させればよい気もします。
しかし、発電量の8割を石炭に頼る中国では、石炭価格が2年前に比べ2倍以上に上昇しており、電力会社も収益悪化を理由に稼働率を下げています。
発電をすればするほど、電力会社は赤字が増えるだけ、という状況のようです。

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