株式や為替、先物など様々なマーケット参加者が集まる、投資家・トレーダー達の交流サイト。
ようこそ Guest:  ログイン- 新規登録  
BULL
オンライン状況
2 人のユーザが現在オンラインです。 (2 人のユーザが 最新ニュース/記事 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 2

もっと...
<< 外国為替ニュース(Klug) - 外国為替ニュース(Klug)過去ニュース/記事

スポンサーリンク


発行日時: 2008-8-19 8:30

2009年までの原油価格の見通し

記事詳細
1.原油市況;需要減退懸念により110ドル台前半に下落  原油相場(WTI、期近物)は、7月11日に1バレル=147.27ドルの過去最高値をつけたものの、その後は下落基調で推移し、8月15日には一時111ドル台まで下落した(15日の終値は113.77ドルであった)。
 過去最高値を記録した際には、ドル安やイランとイスラエルの軍事的緊張が相場の押し上げ要因とされた。
しかしその後は、ドル相場は上昇傾向で推移しドル建て原油価格の下押し要因になり、世界景気の減速観測から原油需要の減退が懸念されている。
 8月に入って、原油相場の押し上げ材料が無かったわけではない。
例えば、5日にアゼルバイジャンからの原油を地中海まで輸送するトルコ領内のパイプライン事故が発生し、7日にはその修復に2週間を要すると発表された。
また、7日にはロシアとグルジアの軍事衝突が発生し、アゼルバイジャンからグルジアを経由するパイプラインからの原油供給にも懸念が生じた。
8月13日に発表された米国の週次石油統計では、原油在庫やガソリン在庫の減少が示され、原油相場の押し上げ材料とされた。
   最近の原油の油種間スプレッド(価格差)をみると、2008年前半に比べWTI安、ドバイ高が進んでおり、足元ではブレント安が進んでいる。
米国における石油需要の減退観測を受けて、WTIに下落圧力がかかっている様子が窺える。
また、8月にかけて、ブレントがWTIに対して割安になる傾向がみられる。
足元で、景気減速によって欧州の石油需要が鈍化するとの観測が急速に強まっていると推察できる。
 原油相場の先物カーブをみると、2009年4月頃をピークとする緩やかな先高感があり、足元の相場下落は短期的であって先行きは戻すとの見方が残っているようだ。
先物市場における投機筋のポジションをみると、6月後半以降、売りと買いが拮抗しており、7月22日に終わる週以降は小幅な売り越しになっている。
一方、ガソリンの買い越し幅は5月20日に終わる週をピークに縮小傾向が続いている。
   原油相場は、今後も、景気の減速や石油製品価格の上昇により、先進国を中心に石油需要は抑制されるとみられ、年末にかけて100ドル程度まで反落する可能性があろう。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=2183432538a32397b7ee9b84cab259c4 2009年までの原油価格の見通しへの外部リンク
スポンサーリンク


各都市の時間
東京
香港・北京
フランクフルト
ロンドン
ニューヨーク
 
トレーダー&投資家コミュニティ「Bull」© 2008 
FXテクニカル分析入門 - FX入門 - FXテクニカル検証 - 資産運・マネーの知恵袋