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【NY市場】金融不安再燃、株安で円買い圧力
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18日のNY為替市場は円買いが優勢だった。
米金融専門誌バロンズが財務省は政府系住宅 金融2社に公的資金注入を行う可能性が高いと 報じたほか、米WSJがリーマン・ブラザーズの評 価損拡大観測を報じたことで金融不安が再燃。
金融株主導で株安が進み、クロス円を中心に リスク回避的な円買い圧力が強まった。
ドル円も クロス円の下落に押され、水準を切り下げた。
一方、ドル相場では金融不安を嫌気してドル売 りが進む場面もあったが、全体としてはやや 方向性に欠けた。
ユーロドルはNY前半の取引で 買われたが、NY後半には上昇分を打ち消す など往来相場の様相を強めた。
◆ユーロドル上下動、方向感示さず ユーロドルは1.4690-1.4745レベルで上下動した。
前半は金融不安の再燃を受けてドル売り優勢となり、 1.4690レベルから1.4745レベルまで値を上げたが、後半は 1.4690レベルまで反落するなど前半の上昇分を打ち消した。
ユーロ円の下落もユーロドルを圧迫した模様。
◆クロス円中心に円買い きょうは金融不安再燃で株安が進行、クロス円を中心に 円買い優勢だった。
ポンド円は206円近辺から205円割れ 寸前へ、ユーロ円は162円台前半から161円台後半へ、 豪ドル円は96円台前半から95円台半ばへと軒並み下落した。
クロス円の下落を受けてドル円も軟化。
ドル円はクロス円 が安値をつけた時間帯に一時110円割れを示現するなど 上値の重い展開が続いた。

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