スポンサーリンク |
【東京市場】リスク回避の円買い加速
- 記事詳細
-
◆ドル円は実需が不在の中、高値から1円下落
ドル円は109.37レベルから108.36レベルまで下落。
お盆で薄商いとなっている中、ストップを次々に絡めて下値を広げた。
短期筋や米系の売りが観測された。
ただ、午後に入るとドル売り・円買いが一巡し、 108.85レベルまで戻した。
この日発表された日本のGDPは市場予想並の水準となり、 為替市場では特に材料視されなかったが、マイナス成長となったことで 株式市場の雰囲気を暗くした。
◆クロス円、軒並み大幅安 クロス円ではユーロ円が163.05レベルから161.60レベルまで、 ポンド円は207.32レベルから205.21レベルまで円高・外貨安の展開。
ユーロ円には米系投資銀行や本邦機関投資家の買い観測もあったが、 円高の流れに飲み込まれる格好となった。
ただ、午後に入るとショートカバーを交えて下げ幅を縮めた。
◆豪ドル/ドル、高値から100ポイント超下落 豪ドル/ドルは0.8730レベルから0.8590レベルまで100ポイント超豪ドル安が進んだ。
豪ドル円は2円超下落。
リスク回避の動きから下げを加速させた。
この日発表された豪Westpac消費者信頼感指数や豪賃金コスト指数は ネガティブな結果ではなかったが、豪ドル買いの反応は限られた。
◆ユーロドル、ユーロ円の下げで上値重い ユーロドルは1.4884-1.4932レベルで推移。
このところの米モデル系ファンドからのユーロ売り・ドル買いは一巡し、 東京市場ではNY市場のレンジを引き継いだ。
ただ、ユーロ円が軟調なことから上値は限定された。
◆ポンドドル、NY市場からさらに下落 ポンドドルは1.8990レベルから1.8920レベルまで軟調に推移。
ユーロ買い・ポンド売りの動きがあったほか、ポンド円の下げにも圧迫された。
ただ、ポンド円が下げ渋ると、ポンドドルも水準を切り上げた。

スポンサーリンク |