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(3)開幕式の日、北京市街は旧正月が2回来た!?(「老百姓」たちのオリンピック)
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- 先週金曜の夜(2008年8月8日)、北京オリンピックの開幕式をテレビの衛星生中継でご覧になった読者も多いだろう。筆者は北京の自宅で、中国中央テレビ(CCTV)にチャンネルを合わせて見たが、2008人の奏者による一糸乱れぬ「光のカウントダウン」からクライマックスの「夜空を駆ける聖火ランナー」まで、まるで特撮映画を見ているような凝りに凝った演出だった。 それもそのはず。開幕式の総指揮を務めたのは「紅いコーリャン」などで知られる中国を代表する映画監督、張藝謀(チャン・イーモウ)氏。オリンピック・スタジアムのグラウンドに、中国の歴史を絵巻物風に再現した演出も斬新だったが、筆者が度肝を抜かれたのは、スタジアムの南15kmほどにある永定門から天安門を経て会場まで26発の花火を打ち上げたシーンだ。

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