スポンサーリンク |
【ロンドン市場】ドル円、1月10日以来の110円台へ
- 記事詳細
-
8日のロンドン市場ではドル高の動きが継続。
米国以外の景気鈍化観測が強まったことで、 引き続きドルが堅調だった。
ヘッジファンドのドル買い戻しのほか、 年金ファンドのリパトリのドル買いも指摘されていた。
◆ドル円、110.08レベルまで上昇、防戦売りをこなす ドル円は110.08レベルまで円安・ドル高推移。
110.00レベルのオプションバリアーに弾き返され、 109.45レベルまで押し戻される場面もあったが、 NY勢の参入後、バリアを消す動きとなった。
◆ユーロドル、ECBの金利据え置き観測が引き続きユーロを圧迫 ユーロドルは1.5235レベルから1.5049レベルまでユーロ安・ドル高推移。
東京市場からさらにユーロ売りが進んだ。
昨日のトリシェ総裁発言が尾を引いたほか、原油価格の下落もドルをサポートした。
ユーロポンドも0.7893レベルから0.7846レベルまでユーロ安推移。
◆ドル買い圧力おさまらず、ポンドドルも軟調 ポンドドルは1.9327レベルから1.9192レベルまでポンド安・ドル高推移。
2007年3月以来の安値圏まで下落した。
ただ、ユーロ売り・ポンド買いの 動きがあったことで、一時下げ渋る場面もあった。
◆カナダ雇用者数は大幅減、カナダ売り加速 ドルカナダは1.0539レベルから1.0695レベルまでカナダ安・ドル高推移。
カナダ雇用統計で、失業率は低下したものの、雇用者数が市場予想に 反して大幅減となったことで、カナダ売り・ドル買いが加速した。
市場予想の下限も下回ったため、サプライズが大きかった。
カナダ円は104.21レベルから102.76レベルまで下落した。

スポンサーリンク |