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【東京市場】円安・ドル高水準での揉み合い
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7日東京市場、ドル円が約7ヶ月ぶりの109円台で取引される
など、円安・ドル高水準での揉み合いとなった。
ドル円は6日のNY市場で一時109.89レベルと110円の大台に 迫ったが、上値を押えられた。
東京市場ではポジション調整や輸出の売りに押されて 109.30近辺へと反落したが、次第に下値が固まり109円台 後半へと戻した。
クロス円も同様に、序盤は下押しの場面があったものの、 後半は再び円安傾向をみせた。
ユーロ円は168円台後半から169円台前半、ポンド円は 213円台前半での往来相場となった。
また、海外市場で原油が一段安となったことを受けて、 ユーロドルは1.54台前半、ポンドドル1.94台後半と ドル安水準での取引が続いた。
日経平均は前日比300円安と下押ししたが終盤は下げ渋った。
原油先物は118ドル台後半と安値水準で揉み合った。
◆オセアニア通貨、強い雇用統計も上値は重い 豪ドル、NZドルは両国の雇用者数の増加が好感されて、 買われる場面があったが、後半は次第に上値が重くなり 値動きが限定された。
早朝に発表されたNZ第2四半期雇用統計では失業率が 3.9%へと悪化したものの、雇用者数が増加したことで NZ買いの反応がみられた。
NZドル/ドルは発表直後は0.7170レベルに売られたが、 就業者数の伸びをみて0.72台乗せへと上昇した。
NZドル円は78.50-60から一時79.00レベルへと買われた。
また、7月豪雇用統計も雇用者数の伸びが予想を上回り、 豪ドルが買われた。
豪ドル/ドルは0.9080レベルから一気に0.9120-30へ、 豪ドル円は99.30台から99.90近辺に買われた。
豪ドル/NZドルは1.2680レベルと早朝の水準に戻した。
しかし、上昇の勢いはここまでで、後半はNY市場終値水準 での揉み合いが続いた。
スワン豪財務相は、本日の雇用統計の結果を歓迎したが、 利上げによって雇用市場の成長が減速している、 との見解を示していた。
◆海外勢、早くも来週の日本GDPを視野に 海外勢は来週13日に発表される日本の実質GDPが マイナス成長になることが見込まれていることに注目。
前日の海外市場から引き続き円売りのテーマとなっていた。
日経平均が後場に300円超の下落、アジア株も全般に軟調 だったが、リスク回避的な円買いの動きは軽微だった。

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