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ガソリン在庫に見え隠れする米国景気の停滞感
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米国では今、ガソリンの需要が最も増加する時期を迎えています。
7月末時点で発表された米国エネルギー省の在庫報告によると、25日までの1週間における米国ガソリン需要は、前週に比べると13万バレル増加した947万バレルに達しました。
一方のガソリン在庫量は、需要増加の影響もあって前週に比べて米国内のガソリン在庫量も週を追って減少する傾向を強め、7月25日時点の在庫量は前週に比べると353万バレル減少した2億1,360万バレルとなっています。
ただ、だからといってこれが米国のガソリン需要が旺盛であるということを示しているわけではないようです。
周知のように米国経済は、サブプライムローン問題を発端にして停滞した状況が続いており、悪材料が出尽くしたとの見方は台頭しても、ダウ平均が1万1,000ドル台で高下し続けているように景気は停滞感が強いばかりか、回復の兆しを示唆する声はまだ聞かれていません。
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